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かま学日記

かま学は、かま学らしくコツコツと毎日鎌倉を盛り上げます。
そんな日々の活動を通して、鎌倉の良さをお伝えする日記です。

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かまくらカフェマップレポート 14.一花屋  2013.10.02

鎌倉カフェマップとは・・・

大学生インターンシップに応募した、慶応義塾大学3年生(当時)の大塚しほりが

14ものカフェを選び、アポを取り、インタビューし、レポートにまとめあげました。

何度も何度も駄目だしされ書き直した苦心の経験は、

カフェマップとしても、鎌倉各地に置いてもらっています。

その後、彼女は、希望の会社の内定を勝ち取ります。

「このインターンシップで、就職活動が楽に感じた」それほどの汗と涙の結晶です。

 

14.一花屋(いちげや)

 

御霊神社のそばにある、古民家を改装して作られた一花屋。
 
 
そこはまるで田舎の親戚のお家に遊びに来たような雰囲気があります。
靴を脱いで玄関のたたきに上がると、開け放された畳の部屋と、奥にある縁側、
さらにその先の中庭も見えて、一歩入ると、どこか懐かしい、畳の匂いがしました。
 
10畳ほどのお座敷にはちゃぶ台が置かれていて、各所にはうちわも用意されています。
お客さんはそれぞれにうちわであおいでいました。
じっと静かにしていると風を感じるんですよ、という店長の瀬能さんのお話どおり、
静かに座っていると、風がそよそよと吹いているのがわかります。
 
 
昔の日本家屋を改装して作られた店内は、縁側から入る海からの風が
反対側の丸型の窓を通り抜けしやすいように作られているのだそうです。
 
私もうちわを手にとって、涼みながら、お料理を待ちました。
ゆったりとうちわを動かすと、時間も穏やかに流れていくような気がします。
 
お食事はおむすび定食と季節の野菜カレーから選べます。
私は季節の野菜と酒粕カレーを頂きました。
口に入れると、辛みの効いたカレーの中に酒粕の香りと味がして、
それによりコクが増しています。
ご飯の上には黒ごまがかかっていて、ぷちぷちとした食感がアクセントになります。
 
 
冬期にはお食事に野菜たっぷりけんちん汁が300円でつくそうです。
これからの季節、体の芯からあたたまりそうです。
一花屋で頂けるお食事は基本的に無農薬、無科学肥料野菜を使用しているそう。
 
 
"つながりの見えるもの"にもこだわっていて、
例えばおむすび定食に使われている梅干しは鎌倉にある月光庵特製、
ちりめんは坂の下産のちりめんを使っているそうです。
つながりが見えることも安心感に繋がっているのかもしれません。
 
 
お食事を頂いていると、小さなお子さんを連れた親子三人で
お食事にきているお客さんがいらっしゃいました。
まだヨチヨチ歩きの小さな子がお母さんの影に隠れてこちらを見ています。
そっと手を振ると、恥ずかしそうに隠れてしまいました。
お座敷のお席も、安心できる食材で作られたご飯も、
小さなお子さんを持つお母さんにとって一花屋は安心して
ご飯を頂ける場なのだと思います。
何よりも縁側のお席で三人でちゃぶ台を囲んでいる姿はとても楽しそう。
通りがかる店員さんもお子さんをあやしていて、そんな光景を見ていると、
こちらも心が和みます。
 
 
忙しさを忘れて、のんびりとした時間を過ごすことができました。
帰り際に、入り口で売られていた手ぬぐいを見つけて、
思わず「これもください。」と言うと、店員さんがにこやかに応対してくれました。
ネコのイラストが描かれているその手ぬぐいを見ると、
一花屋のゆっくりとした時間を思い出します。
 
少し昔の日本の暮らしの良さ、安心を感じられる懐かしい場所、
それが一花屋でした。
 
定休日:火・水(不定休あり)
営業時間:10:30頃~17:00(L.O) ご飯は12時から
電話番号:0467-24-9232
http://ichigeya.petit.cc/
本日の野菜カレー:1000円/ランチセット1300円