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かま学日記

かま学は、かま学らしくコツコツと毎日鎌倉を盛り上げます。
そんな日々の活動を通して、鎌倉の良さをお伝えする日記です。

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鎌倉にお店を持つ講座発案者の挑戦記  2015.05.21

鎌倉好きが集まる小さな小さな図書館をつくろう

 

元かまくらの学校職員 鈴木章夫

 

 

プロフィール・・・・・・・・・・・・

 

横浜生まれ、横浜育ち、湘南暮らし。

スーパー、広告代理店、旅行会社、まちづくりNPO、東北支援の公益社団法人勤務など様々な職歴を重ねる。

旅行会社時代には鎌倉市の観光事業で「みんなの鎌倉遠足」の企画運営に携わりユニークなツアーを発信。また「かまくらの学校」の創立メンバーとしても活動、初の講座である「鎌倉でお店を持つ」の企画も行った。

そして、鎌倉駅そばに建つビル3階の空き物件に出会い、これまで培った様々な経験やつながりを活かして事業をスタートさせることに。これまでの鎌倉になかった、鎌倉好きが集まる交流拠点づくりに奔走。「鎌倉にお店を持つ講座」の企画者自ら「鎌倉にお店を持つ」を実践する。

 

第1話 きっかけは8坪弱の空き物件との出会い

 

「鎌倉の駅前にあるビルの3階の部屋に、借り手がつかなくて困っている」

偶然、耳にしたその情報に、体が一気に熱くなったのを覚えています。

 

その物件は駅からすぐという好立地にもかかわらず、8坪弱という狭さや、エレベーターなし、飲食店NGという条件がハンデとなっているという。でもそれを聞いた途端、そんなデメリットをメリットに変えてしまうアイデアが頭の中に浮かんだのです。

 

僕は、かつて鎌倉市の観光事業「みんなの鎌倉遠足」で、これまでの鎌倉にはなかったツアーを企画運営したことがありました。

「大人だって覗いてみたい!鎌倉の人気会社訪問」

「早朝、鎌倉の禅寺で修行体験」

「鎌倉で1日とことん女子力アップ」

鎌倉らしい、でもちょっとユニークなツアーはいずれも満席となり、メディアに取り上げられたことも。

その後、かまくらの学校の創立メンバーとして、プロジェクトやフェイスブックの運営にも携わりました。かま学が初めて開講した「鎌倉でお店を持つ講座」も僕のアイデアです。

 

ヒントは鎌倉好きのみなさんとの会話にありました

そんな僕が駅前の空き物件の情報に熱くなったのは、ツアーや講座で出会った参加者との会話にヒントがあったから。

 

参加者は、定番の鎌倉観光は卒業した、もっと鎌倉を知りたい体験したいという“鎌倉好き”の方々でした。そんなみなさんと話していると、鎌倉の情報収集はWEBはもちろんですが、家には鎌倉の本がたくさんあるよという方が多かったのです。考えてみたら僕自身の家にも何十冊もありました(笑)。

 

 

年間2300万人が訪れる鎌倉ですが、“鎌倉好き”が日常的に集まれる場所があればと常々考えていたところに「駅前の空き物件」と「本」が結びついて「会員制図書館」というアイデアが生まれたのです。

 

駅前とはいえ一般の観光客を古いビルの、しかもエレベーターのない3階まで呼ぶことは難しい。でも、あらかじめ自分が求めている目的があれば、わざわざ階段を上っていくことだって楽しくなるのではないか。鎌倉に関する本がそのマグネットになるはず。そう直感しました。

 

これまでの経験を活かすにはこのチャンスしかない。

いや、このために今まで様々な経験をしてきたのではないかとさえ思えたのです。

 

もう次から次へと湧いてくるアイデアにワクワクしました。

ところが、実は肝心の先立つもの、つまり資金がありませんでした。

「鎌倉でお店を持つ講座」を企画した自分自身がお店を持つことに挑戦するなんて考えてもいなかったので、蓄えはまったくなかったのです。

 

かまくら駅前蔵書室のフェイスブックページ

 

第2話に続く